ダイエット停滞期とホメオスタシスその5

ダイエット 停滞期
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さきほど、遭難の例を出しましたが、体はダイエットしていることなど理解していませんから、急に摂取カロリーが減ったので、遭難したのかと思っているわけです。
ですから、生きるためにホメオスタシスを発動したわけですが、摂取カロリーと、消費カロリーが同じくらいになってくると、生命に危険はないと判断します。
ホメオスタシス効果はしだいと解除されて、ダイエットの停滞期は終わります。
そして、これで停滞期がなくなったわけではありませんが、また、次にやってくる停滞期まで今までのように体重が減るでしょう。
そもそも、停滞期がある、イコール、ホメオスタシスが発動している、イコール、消費カロリーが摂取カロリーよりかなり少ない、ということですから、これはダイエットが順調に進んでいる証拠とも言えます。
停滞期に入ったら、あきらめずにそれまでのダイエットを続けること、これが成功の秘訣です。
体に何が起こっているのか、どうして体重が減らないのかを理解していれば、停滞期でもあせることはないでしょう。
そして、体重の減少を、もうちょっと調整してみる手もありますね。
先ほどもご説明しましたが、ホメオスタシス効果が発動しにくくなるのは、一ヶ月で体重を5パーセント以上落とさないことです。
これを利用して、どのように体重を減らしていくのか、理想的な計画を立ててみましょう。
ホメオスタシスが一ヶ月くらいで解除されることを頭に入れます。
そうすると、ダイエットがスタートした最初の月だけは、体重の5パーセント以内に体重を減少させます。
そして、ホメオスタシスが効いている月は、体重を減らさないようにします。

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